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今後の介護脱毛の必要性とメリットとデメリットについて解説
2022年4月26日

将来介護をされるときを考えると、介護脱毛が気になっている方も多いのではないでしょうか。
「介護脱毛って一体どういうもの?」「痛みはあるの?」と思われる方や、全く調べたことのない方、既に興味をお持ちの方もメリットとデメリットを解説しながらご紹介します。
ぜひご参考にしてください。

介護脱毛はとくに近年増加傾向にあります。
高齢化社会になるにつれて、介護脱毛をする人が増えているからです。
脱毛は基本的に毛根の「黒い」メラニン色素に反応して照射します。
照射した毛根は、約1週間後に毛が抜け落ちてきます。一回ですべての毛を脱毛するのは不可能なので、何回かに分けて脱毛をしていきます。

歳を重ねてから、いざ介護脱毛がしたくなっても、アンダーヘアが白くなっていたら照射ができなくなってしまいます。
介護脱毛をお考えの方は、早めにご検討してはいかがでしょうか。

介護脱毛とは

まず、介護脱毛ですが、介護をするときに介護してもらいやすいよう、アンダーヘアを脱毛しておくことを指します。
VIO脱毛とも呼び、部分によっても呼び方が違います。

VIOは、Vライン(ビキニライン)・Iライン(陰部の両側)・Oライン(肛門周り)のアンダーヘアです。
介護脱毛をしておくと、衛生面で清潔に保てますし、老後の介護で行われる排泄介助もしやすいメリットがあります。
下記のアンケートのように、介護脱毛に興味のある方も増えています。

30~40代女性の6割以上が将来に備え「介護脱毛」を希望していることが判明
男性回答の約2倍に

Qご自身は将来の介護に備え「介護脱毛」をしておきたいと思いますか?(単一回答)
男性:はい、必ずしたい/脱毛済み(5.5%)
   はい、できればしたい(29.1%)
   いいえ(65.5%)

女性:はい、必ずしたい/脱毛済み(11.8%)
   はい、できればしたい(51.8%)
   いいえ(36.4%)

30~40代女性の6割以上が将来に備え「介護脱毛」を希望していることが判明 男性回答の約2倍に

30~40代女性の6割以上の方が、将来に備えて介護脱毛を希望しているのが分かります。
それだけ介護脱毛の将来性も考えておかなければなりません。

介護脱毛のメリット

次に、介護脱毛のメリットについてひも解いていきましょう。
介護脱毛をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。

  1. 排泄介助しやすい
  2. 肌トラブルの予防
  3. 衛生上良い

先ほども軽くご紹介しましたが、主に排泄介助しやすい、肌トラブルの予防、衛生上良いなどのメリットがあります。
この3点を詳しくご紹介します。

排泄介助しやすい

将来年齢を重ねていってトイレに行っても、今まで通りキレイに拭き取りができなくなる可能性があります。
介護がまだとくに必要ではなく、ご自身で拭き取る場合も同じです。

手に力が入らなくなったり、手が届かなかったりする方などそれぞれですが、年齢を重ねることによって難しくなっていきます。
排泄介助が必要な方で、誰かに介助してもらうのを考えると、やはり介護脱毛は必要不可欠になってくるでしょう。

VIO脱毛が完了している場合は、介助側もスムーズにできますし、負担も減ります。
さらに、介助される側もアンダーヘアがあるのとないのでは、恥ずかしさと申し訳なさが軽減するでしょう。
介護脱毛は「自分のためにする」のと、「誰かのためにする」という意識を持っていた方が明確かも知れません。

肌トラブルの予防

排泄介助の際、排泄が終わったあとにアンダーヘアに残るケースも考えられます。
オムツ着用の際も同じと言えるでしょう。
将来的にオムツを使用する場合、オムツに排泄をするとアンダーヘアにも排泄物が残ります。

アンダーヘアに残った場合、そこを清潔にするのはとても時間がかかり大変です。
毛がからまったり、乾燥してしまうと余計に取れなくなったりしてしまいます。

さらに、それが毎回であればあるほど肌トラブルの原因になるでしょう。
年齢を重ねるほど肌にハリがなくなっていくので、より多くのトラブルを抱えるようになります。
もし、介護脱毛を行っていれば、その心配もありませんし、介助する側の方にも迷惑をかけなくて済みます。

衛生上良い

介護脱毛をしておくと、衛生的にも清潔に保てます。
実は、アンダーヘアに排泄物の残りがあっても気付きにくいとされており、その結果、汚れが残ってしまいます。
そこから雑菌が繁殖し何かの病気になったり、感染症になったりするケースもあると知っておくと良いでしょう。

他にも、臭いの原因にもなりますので清潔にしておくためにも、アンダーヘアがない方が良いと考えられています。
介護脱毛をしておくことでそのような心配もありませんし、ご自身を守る意味でも介護脱毛は重要な意味があるのです。

介護脱毛のデメリット

それでは、介護脱毛のデメリットはどのようなものなのでしょうか。
痛みはどのくらいなのか、施術の際の恥ずかしさはどうすれば良いのか、などさまざまだと思います。

  1. 照射に痛みがある
  2. 脱毛中は多少の羞恥心がともなう
  3. 時間や費用がかかる
  4. 介護脱毛後は元のアンダーヘアに戻せない

介護脱毛のデメリットに興味のある方はぜひ参考にしてください。

照射に痛みがある

まず、脱毛の照射をする際、メラニン色素に反応して毛根を破壊し、それが脱毛として毛が抜ける現象となります。
アンダーヘアの毛質は、他の毛と比べても強くしっかりしていて、密集して生えています。

さらに、デリケートゾーンは皮膚が薄いので痛みを余計に感じやすくなってしまうでしょう。
照射をするとき、剛毛ほど痛みがともなうのを知っておいてください。

ただ、照射をする際に弱めに当て、最近の脱毛機やスタッフの技術で痛みをそんなに感じない施術方法もあります。
心配な方はぜひ相談してみましょう。

脱毛中は多少の羞恥心がともなう

介護脱毛をする際は、デリケートゾーンを施術するスタッフに見せることになります。
そこで恥ずかしく感じる方も多いでしょう。

ただ、露出しすぎないように施術するのも可能ですし、体勢も無理なく施術を受けられるので、気になる方は事前に聞いておいてください。
脱毛を施術するスタッフは慣れていますので、とくにデリケートゾーンだからと言って気にならないのが事実です。

時間や費用がかかる

介護脱毛に限らず脱毛をする際は、一回では完了しません。
表面に生えているアンダーヘアがすべてではないので、数回脱毛するだけですべてのアンダーヘアを脱毛できません。

そのため、時間と費用をかけて通わなければならないのですが、将来を考えて早いうちからしておくと老後が楽なのも事実です。
時間と費用がかかっても、将来の自己投資だと思って介護脱毛をしてみてはいかがでしょうか。

費用や時間は個人差があります。
アンダーヘアが薄い方は早めに終わりますし、どのくらいの毛量を脱毛するかによっても変わってきます。
時間と費用はとても大事なので、ぜひカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

▼こちらの記事ではレーザー脱毛目安回数について詳しく解説した記事になります。あわせてご覧ください。

レーザー脱毛は何回すればいい?効果を実感できる回数の目安

 

介護脱毛後は元のアンダーヘアに戻せない

脱毛を開始してしまうと、以前のように毛が生えてこなくなります。
そのため、以前のようなアンダーヘアに戻したいと思っていても戻せません。

脱毛したところには毛が生えてこないと思っていた方が良いでしょう。
さらに、VIOの形はどのようにするのか、どこまでを脱毛するのか、全部無くすのか(ハイジニーナ)など人によっても完了をどのようにするのかさまざまです。
介護脱毛を始める前に、きちんと考えてから始めるのをおすすめします。

介護脱毛をするときの注意点

介護脱毛をする際の注意点とは一体何があるのでしょうか。

  1. デザイン面
  2. 白髪になる前に行う

介護脱毛をするときに一般的な悩みや相談が多いものをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

デザイン面

先ほども少しご紹介しましたが、VIO脱毛のVラインは正面から見える部分(ビキニライン)を指しますが、このVラインのデザイン決めに悩む方も多くいるのも事実です。
すべて無くす(ハイジニーナ)のか、それとも自分で好きなデザインにするかなど、色んな形に決められます。
施術をする際にスタッフと決められるので、その点は安心してください。

▼こちらの記事では、介護脱毛で人気のデザインをご紹介していますので、気になる方はぜひご参照ください。

40代の脱毛が急増中?将来を考えた「介護脱毛」について解説

白髪になる前に行う

他にも、脱毛を行う際は白髪になる前に行うのが大事になってきます。
脱毛機は、黒いメラニン色素に反応して照射するので、白髪になってしまうと反応しません。

たまに白髪染めをしたら脱毛できると思っている方もいますが、そうではありません。
白髪染めは皮膚から生えている毛は染めてくれますが、毛根まで黒くならないのです。
そのため、年齢を重ねてアンダーヘアが白くなってからでは遅いので、介護脱毛に興味がある方はぜひ早めに行うと良いでしょう。

介護脱毛はどこまで行うべきか

介護を目的とした介護脱毛をするのであれば、やはりすべてのVIO脱毛を行いツルツルにしておく方が良いでしょう。
毛がない方が介護もしやすいですし、衛生的にも心配なくなります。

介護経験者236名にアンケート調査をしたところ、介護を行ううえでもっとも邪魔になるのはIライン(陰部の両側)。次いでOライン(肛門周り)と回答する方が多かったです。

介護脱毛はどこまで行うべきか

介護だけを考えるのではなく、最近では若い方たちもハイジニーナを希望している方も多いのです。
生理中が楽になるのと、水着を着る際も心配なく過ごせます。

VIO脱毛で毛がない状態をハイジニーナと呼びますが、脱毛の施術を受ける際にハイジニーナをお願いするのが恥ずかしく思う方もいるかも知れません。
そのような方は、まずはデザインを決めてVIO脱毛を行い、気持ちが変わり次第ハイジニーナに変更すれば良いでしょう。

介護脱毛のメリット・デメリットを踏まえて検討しよう

いかがでしたでしょうか。
今回は介護脱毛のメリット・デメリットや注意点などをご紹介しました。
将来を考えて介護脱毛する方は増えてきていますが、介護目的ではなくても衛生面などでVIO脱毛をしている方は増加しているのも事実です。

とくに、VIO脱毛の箇所の痛みが気になる方のためにも、当院は痛みの少ないレーザー脱毛機を導入しています。
ぜひご安心して施術を受けられるので、一度お越しください。

岡田佳子医院では痛みが少なく、肌症状に合わせて適切な脱毛を行います。
また、肌トラブルを抱えている患者様でも治療をおこないながら脱毛することができますので、医療脱毛を京都市周辺でお探しの方はぜひお気軽にご相談ください。

脱毛は肌トラブルにお悩みの方や、治療をご検討中の方はぜひ一度京都市の皮膚科岡田佳子医院までご来院ください。

監修者プロフィール

岡田佳子/OkadaKeiko

院長
日本皮膚科学会認定専門医師
日本医学脱毛学会会員

略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。

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