ひげの永久脱毛の効果と期間について解説
岡田佳子医院HOME コラム 医療脱毛と美容脱毛の違いについて解説
脱毛を考えたとき、医療脱毛と美容脱毛どちらにするかを決めなくてはいけませんが、選び方が分からない方も少なくありません。脱毛に関わる職業でなければ知識を得る機会はなかなかないので、無理もありません。
本記事では、医療脱毛と美容脱毛の違いについて解説いたします。医療脱毛と美容脱毛の違いについて詳しい知識をつければ、自分に合った脱毛方法を選べますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
美容クリニックなどの医療機関で施術されているのが『医療脱毛』です。脱毛レーザーの照射出力が非常に高く、1回目から高い脱毛効果が期待できます。ただし、脱毛の施術メニューによっては肌への負担が大きく、ときには施術を中断しなければならないケースもあるほど。しっかりとカウンセリングをし、施術方針を相談しなければなりません。
医療脱毛の大きな特徴といえば、永久脱毛が可能な点でしょう。家庭用の脱毛機器や美容脱毛の施術と比べ、照射深度を調整できるため、永久脱毛ができます。
ちなみに永久脱毛とは、完全に毛が生えてこない状態をさすのではありません。脱毛終了後、1カ月たった時点での毛の再生率(毛の本数)を20%以下にさせるのを「永久脱毛」といいます。永久脱毛を目指す場合は、繰り返し脱毛施術を受けて徐々に毛量を減らし、最終的に生えてこない状態を目指すといった工程が必要です。
医療機関に加え、エステサロンでも施術されているのが『美容脱毛』です。美容脱毛は永久脱毛ではなく、あくまで毛の成長を遅らせるための施術となっています。施術方法は「光脱毛」や「美容ライト脱毛」などと呼ばれています。
医療脱毛は治療にあたるため資格や免許が必要ですが、照射出力が弱い機器を使用する美容脱毛には資格や免許は不要です。医療レーザーに比べて照射力が優しいことから、肌トラブルが気になる方でも施術が受けられやすい特徴を持っています。
美容脱毛の大きな特徴は、脱毛と同時に美肌ケアもできる点です。脱毛は少なからず肌にダメージを与えるため、肌のケアも必須です。美容脱毛はエステのようにマッサージやパックなどの美肌ケアも受けられるのは、美容脱毛ならではの特徴といえます。
▼こちらの記事では永久脱毛に関する詳しい情報を紹介していますので、ぜひご参照ください。
医療脱毛と美容脱毛の違いを下記の項目で比較していきます。
それぞれについて順番に見ていきましょう。
結論からお伝えすると、医療脱毛の方が美容脱毛に比べて、1回の施術費用が高額です。ただし、トータル的に考えると、医療脱毛の方が高いとはいえないのも事実としてあります。
医療脱毛の費用は高額ですが、少ない施術回数で高い脱毛効果が得られやすく、コストパフォーマンスがいいといえます。それに対し美容脱毛は、1回の費用が安いものの、脱毛効果は医療脱毛と比べて低く、施術回数が多くなる傾向にあります。
また、脱毛効果が思うような結果にならず、「予定よりも照射回数が増えた」といった方も少なくありません。以上から、医療脱毛の方が必ずしも高いとはいえないのです。
もし、美容脱毛の施術費用をなるべく抑えたい方は、回数無制限のプランを選ぶとよいでしょう。
医療脱毛の方が施術回数は少なくて済みます。ただし、美容脱毛を受けても、毛量などによっては医療脱毛の回数とあまり変わらないケースもあります。
医療脱毛は脱毛施術を受けてから2〜3週間後に毛が抜け落ちるため、通常は3回ほどで実感しはじめます。永久脱毛については個人差がありますが、5〜7回程度で実感できるでしょう。
脱毛効果が高い医療脱毛であっても施術回数がかかる理由は、毛周期(毛が生まれ変わるサイクル)です。毛が伸びる『成長期』、抜ける準備をしている『退行期』、毛が抜けて生えていない期間『休止期』があり、これらを繰り返して毛は生まれ変わっています。もちろんこのサイクルがすべての髪に同時に起きると大変なので、タイミングをずらして行われています。そのため、すべての毛にアプローチするのは難しく、施術回数が必要となるのです。
一方、美容脱毛は通常10〜15回以上は通わなければなりません。先ほどお伝えした毛周期に加え、低出力で施術するため脱毛の効果が得られるまでに期間がかかるからです。
なるべく施術回数を減らしたい方は、1回の効果が大きい医療脱毛が向いています。
結論からお伝えすると、医療脱毛の方が短期間の施術期間で済みます。
個人差はありますが、医療脱毛の場合、効果をしっかりと実感するまでに5〜6回の施術で約1年かかるといわれており、それに対して美容脱毛は、10〜15回以上の施術で約2〜3年が平均です。
医療脱毛と美容脱毛にここまでの差が生まれるのには、照射出力が関係しています。照射出力が弱い美容脱毛は医療脱毛に比べて脱毛効果が低いため、時間がかかるといったシンプルな理由です。
医療脱毛に通っている方の中には、よりすべすべのお肌になりたいと追加施術をお願いするケースもあります。それにより、一概に「医療脱毛の方が短期間である」とはいえませんが、実感でいうと、やはり医療脱毛の方が短期間で済みます。
毛量が多い方や効果が出にくいとされる背中や顔、うなじなどの脱毛を検討している方は、医療脱毛を選択した方が比較的短期間で脱毛を済ませられるでしょう。
▼こちらの記事では医療脱毛の施術期間について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
医療脱毛と美容脱毛ではまったく効果が異なります。医療脱毛の脱毛効果は、少ない回数で大きな脱毛効果を実感できます。一方、美容脱毛は減毛・抑毛効果となるため、医療脱毛のような永久脱毛効果はありません。
医療脱毛と美容脱毛で大きく効果に違いが出るのは、アプローチ方法が異なるからです。医療レーザー脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを使用し、毛の生成に関わる「毛母細胞」を破壊する施術となっています。一度破壊された毛母細胞からは再び毛が生えないため、半永久的に脱毛効果が得られるのです。
一方、美容脱毛は弱い出力の光脱毛機器で毛根にダメージを与え、一時的に髪の生成の働きを弱める施術となっています。医療レーザーとは違って毛母細胞を破壊できないため、得られる効果は減毛や抑毛効果となるのです。
美容脱毛の方が医療脱毛に比べて痛みがありません。
医療レーザーは照射出力が強いため痛みを感じやすいですが、美容脱毛は照射出力が弱いため、医療脱毛より痛みが少なくて済みます。
ただし、毛量や肌の状態などで個人差があるため、心配な方はカウンセリング時に相談してみるとよいでしょう。
脱毛範囲は医療脱毛であっても美容脱毛であってもさほど変わりません。
脱毛範囲の違いが出るとすれば、メニューも店舗やクリニックによって差が生じるケースがある点でしょう。脱毛範囲の違いは、顔の脱毛ができないクリニック、Iラインの粘膜部分は脱毛できないサロンなどさまざまです。
さらにいえば、脱毛のコースやメニューも店舗やクリニックによって異なります。基本的には全身脱毛、VIOと顔などの一部をセットにしたメニュー、うなじ・鼻下・ワキといったさらに細かいパーツのセットがあります。しかし、中には全身脱毛やVIO脱毛の施術をしていないクリニックやサロンもあるのです。
後悔しないためにも、施術先は希望する施術または受けるかもしれない施術がメニューやセットに組み込まれているかをチェックしてから決めましょう。
ここでは、医療脱毛のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
医療脱毛のメリットは全部で5つあります。
まず挙げられるメリットは「永久脱毛が可能」です。医療脱毛を受けるうえで最大のメリットではないでしょうか。美容脱毛はサロンを通うのを辞めてしまうと毛が生えてくるようになりますが、医療脱毛は通うのを辞めても半永久的に効果がキープできます。いつまでもつるすべ肌でいたい方に向いているといえるでしょう。
2つ目のメリットは「麻酔で痛みを軽減できる」です。痛みに弱い方でも安心して施術が受けられます。レーザーの照射時は、ゴムで弾いたような痛みを感じるといわれているので、施術中の痛みがつらい場合は、我慢せずに相談しましょう。
また、施術後の痛みが気になる場合は、痛み止めの処方もしてもらえるので、そのような場合も無理せずに相談してください。
3つ目のメリットは、「少ない回数かつ短期間で脱毛効果が得られる」です。
医療脱毛では照射出力の高いレーザーを用いているため脱毛効果が高いのが特徴です。これによって、脱毛効果を少ない回数かつ短時間で実感できます。できるだけ早く効果を感じたい、毛量が多くていち早くムダ毛をなくしたい方向けといえます。
4つ目のメリットは、「資格・免許保持者による施術が受けられる」です。医療脱毛は立派な医療行為にあたるため、資格や免許が必要となります。詳しい知識や技術を持っている証なので、安心して脱毛を任せられるでしょう。
5つ目のメリットは、「肌トラブルが起きてもすぐに対応してもらえる」です。医療脱毛に関わらず脱毛施術は、赤みや痛み、やけどなどのリスクがともないます。もし、やけどやなんらかの肌トラブルが起きても、症状に応じて薬を処方してもらえるため、安心です。
医療脱毛のデメリットには、以下の2点が挙げられます。
医療脱毛は「1回の施術費用が高額である」点がデメリットといえます。施術回数は美容脱毛に比べて数回で済みますし、永久脱毛をすればずっとクリニックに通う必要がないため、トータル的には美容脱毛に比べて安くなるかもしれません。しかし、1回の出費が大きいため、支払いが大変だと思う方もいるでしょう。
そのような場合は、脱毛ローンを検討するのもよいでしょう。もし、脱毛ローンを適用する場合は、お客さまの収入や月の支出額に合わせ、無理のない範囲で返済計画を立てましょう。
2つ目のデメリットは、「色素沈着ややけどなどの肌トラブルのリスク」です。医療脱毛だけに限らず、脱毛は毛根や組織に熱などでダメージを与えて行うため、どうしてもこのようなリスクがともないます。
もちろん、何も肌トラブルが起きないのが一番ですので、カウンセリングで肌質や施術の方針をよく検討したり、冷却しながら脱毛を行ったり、薬の処方を行ったりと最善を尽くしています。
医療脱毛と美容医療それぞれの痛みの違いについてご説明いたします。
VIOやワキなどの毛が太く毛量がある部位は、輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる方が多い傾向にあります。中には、痛みのほかに熱さを感じるといった意見も。とはいえ、近年では機器の進化により痛みが軽減されてきています。
美容脱毛は照射出力が弱いため、医療脱毛より痛みがありません。ただし、肌が弱い方や顔まわりなどの皮膚が薄く神経がたくさん通っている場所は、痛みを強く感じやすい傾向にあります。
さらに、医療脱毛と同様、VIOやワキなどの毛量が多い部位や毛が太い部位も痛みを強く感じやすいです。ほかにも、肌が荒れていたり、日焼けで肌が黒くなっていたりする場合にも強い痛みがともなうケースもあるため、コンディションを整えて脱毛に臨む方がよいでしょう。
医療脱毛と美容脱毛で悩んだ場合は、まず脱毛したいのか、減毛・抑毛したいのかを考えてみてください。
医療脱毛は高出力のレーザーにより髪の生成に関わる細胞を破壊するため、永久脱毛が可能です。一方で、美容脱毛は弱い出力の光を当てて毛根にダメージを与える施術なので、減毛・抑毛効果でとどまります。
ただし、高額な費用や痛みが強いデメリットもあるため、ご自身に合う方法で脱毛を検討してください。
岡田佳子医院では、痛みが少ない医療レーザー脱毛機を導入しています。肌が弱い敏感肌、アトピー肌でも根治的治療をおこないながら、脱毛施術が可能です。
永久脱毛してつるすべ肌になりたいけれど痛みが心配といった方も、お気軽にご相談ください。
京都市下京区のみならず近隣地域にお住まいの患者さんからも多くの治療のお問い合わせをいただいております。
岡田佳子/OkadaKeiko
略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。
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