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妊娠中に脱毛の施術を受けてはいけない主な5つの理由を解説
2022年3月8日

妊娠中の肌に脱毛はあまりよくないと聞いたものの、なぜ行ってはいけないのかが気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特に妊娠前から脱毛を行っていた方は、どのようにムダ毛処理を行えばよいか気になりますよね。

 

そこで本記事では、妊娠中の脱毛を行ってはいけない主な5つの理由と、自己処理を行う際におすすめの方法を紹介します。

妊娠中でムダ毛処理の方法が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

妊娠中にレーザー脱毛・光脱毛を行ってはいけない理由

 

結論から申し上げますと、妊娠中には脱毛施術でよく使われる、レーザー脱毛と光脱毛のどちらも行ってはいけません。

脱毛を行ってはいけない理由は主に5つあるので、それぞれの詳細を紹介します。

 

理由①ホルモンバランスが変化する

 

妊娠中に脱毛を行うことで、体内のホルモンバランスが変化してしまう場合があります。

ホルモンバランスが崩れることによって、逆に体毛が増えてしまうことや毛が生える周期が乱れてしまうなどが起こりえます。

 

また、妊娠中は全身の体毛が通常に比べて濃くなることや、ムダ毛が生えることもあるのです。

 

理由②肌トラブルが起きやすい

 

妊娠中は肌のトラブルが起こりやすいため、普段使っていたケア商品や化粧品が肌に合わなくなることもあります。

肌トラブルを起こしている状態で妊娠中に脱毛をすると、肌が乾燥することや湿疹などの症状が出る可能性もあるのです。

 

また、肌が乾燥していると脱毛時の痛みも強くなってしまうので、リスクを避けるためにも妊娠中の脱毛はおすすめできません。

 

理由③施術中の体勢が負担になる

 

妊娠前には気にならなかった脱毛中の体勢が、妊娠中には大きな負担に感じることも少なくありません。

また、施術中に気分が悪くなってしまうことや、身体がむくんでしまうなどの症状が出ることがあります。

 

特にうつぶせの姿勢は、妊娠中の方にとっては通常の呼吸がしづらくなるので、妊娠中の脱毛は控えることをおすすめします。

 

理由④つわりなどの体調変化が起きやすい

 

妊娠中のつわりは、妊娠前には気にならなかった匂いでも過敏に反応することで起こります。

脱毛を行うにあたり必要となるタオルの匂いや、ローションの匂いによって気分が悪くなり、つわりを起こす可能性が高まります。

 

また、体調の変化によって脱毛の予約を当日にキャンセルをしなければならないこともあるので、妊娠中の脱毛は向いていないといえるでしょう。

 

理由⑤新たな毛が生えやすい

 

妊娠中はホルモンバランスが変化するため、1度脱毛によって処理をした場所から新たな毛が生えることがあります。

また、これまで生えていなかった場所にムダ毛が生えることもあり、妊娠前に比べて思うような効果が出ない可能性が高いです。

 

妊娠中の脱毛では、効果が出ないことや毛が増えるといった逆効果になることもあるため、脱毛は行わないようにすることをおすすめします。

 

妊娠中にできる脱毛の方法とは

 

前提として妊娠中は毛の自己処理は回数を控えるか、気にならないのであれば行わないほうがよいです。

 

自己処理でのムダ毛の処理は、肌への負担も大きくなります。

妊娠中の肌は通常の肌に比べて敏感になっており、肌への負担となってしまう可能性が高いため、できるだけ控えることをおすすめします。

 

肌にやさしい電気シェーバーの使用がおすすめ

 

ムダ毛処理を自分で行う場合は、毛抜きやカミソリなどを使用することもありますが、妊娠中の自己処理には肌にやさしい電気シェーバーの使用をおすすめします。

 

毛抜きは毛を抜く作業になるため肌への負担が大きくなることや、カミソリは肌が荒れる可能性があるためおすすめできません。

しかし電気シェーバーは、肌への負担や肌を傷つけるリスクも減らせることから、安全にムダ毛処理を行えます。

 

電気シェーバーを使ったあとは、しっかり肌の保湿やケアを行うなどの手入れを怠らないようにしましょう。

 

出産後に脱毛できるタイミングは

 

無事に出産を終えた場合に、どのタイミングから脱毛を行ってよいのかご存じでしょうか?

出産後に脱毛を行う場合は、生理が3回程度きたあとの生理周期が安定してきた頃がおすすめです。

 

ただし、明確な時期はクリニックやサロンによって異なるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

また、授乳中に関しては周辺部位の脱毛は避けることになるので、脱毛を行いたい方は注意しておきましょう。

妊娠中以外でもアトピーの方は注意が必要

この記事では妊娠中の方の脱毛について解説しましたが、妊娠中の方以外にアトピーの方も注意しなければいけません。

▼こちらの記事ではアトピーの方の脱毛について紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。

アトピー肌の方が脱毛する場合の注意点やおすすめの脱毛方法

 

妊娠中はレーザー脱毛と光脱毛のどちらも行ってはいけない

 

いかがでしたでしょうか?

 

妊娠中は、レーザー脱毛と光脱毛のどちらも行ってはいけません。

妊娠中にムダ毛の処理を行いたい場合は、毛抜きやカミソリを使うと肌への負担が大きくなるため、電気シェーバーを使うことをおすすめします。

 

また、出産が終わったあとに脱毛を始めたい場合は、生理が3回ほどきたあとの生理周期が安定してきたときに始めることが多いです。

また、母乳中は周辺部位を避けて脱毛を行うことになるため、あらかじめ注意しておきましょう。

 

岡田佳子医院は3種類の脱毛で全身の永久脱毛が可能です。

脱毛時の肌トラブルが気になる方でも、肌治療を行いながらの脱毛も行えます。

妊娠中に受けることはできませんが、妊娠後に脱毛を検討される方はぜひご連絡ください。

 

監修者プロフィール

岡田佳子/OkadaKeiko

院長
日本皮膚科学会認定専門医師
日本医学脱毛学会会員

略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。

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