中高生の脱毛事情についてと、医療脱毛時のメリットデメリットを解説
岡田佳子医院HOME コラム 医療脱毛は痛い?痛みを感じる理由や和らげる方法を紹介
「医療脱毛は痛い」といった意見や声を一度は耳にしたことがあるでしょう。医療脱毛を受けるにあたって、ほんとうに痛みがあるのか、痛みがどの程度なのか、知っておきたい方も多いのではないでしょうか。
本記事では、医療脱毛が痛いと感じる理由、痛みを和らげる方法を中心にご紹介いたします。
Contents
医療脱毛の痛みは避けては通れないといっても過言ではありません。
痛みの程度にも大きな差があり、激痛で我慢できないといった方から、痛いけれど気にならないくらいで我慢できる方までいらっしゃいます。では、このように痛みの感じ方に差ができるのはなぜなのでしょうか。痛みに強い方だからでしょうか。確かにそれもあるかもしれませんが、他にもさまざまな理由が考えられます。
医療脱毛が痛いと感じるのは「高熱の脱毛レーザー」が理由です。医療脱毛で用いられるのは、200℃以上にもなる高熱のレーザー。ゴムで弾かれたようなパチンといった痛み、熱くも痛くもあるような痛みに感じる方が多いです。例えると、てんぷらなどを揚げているときに、油が手に飛んできたときのような痛みです。
ここまで痛みを感じる理由をお伝えしましたが、痛みを感じやすさは、部位や肌の状態によっても異なります。以降の章で詳しく解説いたします。
痛みを感じやすい部位は、主に2箇所あります。
上記の2カ所が痛みを感じやすい理由には、ある共通点があります。それは「毛の太さや毛量」です。
VIO部位が痛みを感じやすいのは、毛が太いうえに毛量が多く、脱毛レーザーが反応しやすいからです。
多くの脱毛レーザーはメラニン色素に反応した箇所に照射し、毛の生成や成長にかかわる組織を破壊します。よって、毛が太く毛量が多いと反応がその分よくなるため、痛みが感じやすいのです。
痛みは広い範囲で熱さやパチンといった痛みを感じるため、痛みが強く感じる方も中にはいらっしゃいます。
顔や脇の部位が痛みを感じやすいのは、皮膚が薄いからです。
顔や脇は皮膚が薄いうえに脂肪がほとんどつかないため、痛みを感じやすいです。また脇にかんしてはVIOと同様、毛が太いうえに毛量が多いため脱毛レーザーが反応しやすく、痛みを強く感じやすいです。
顔や脇も、熱さやパチンといった痛みを感じます。
部位以外にも、肌の状態で痛みを感じる理由があります。
では詳しく説明いたします。
医療レーザー脱毛の施術前に黒く日焼けすると、肌の内側でメラニンが大量につくられるため、反応して痛みが強くなりやすい傾向にあります。また、日焼け後は肌のバリア機能も低下しているのもあり、より刺激を感じる肌になっているのです。
少し日焼けしている程度であれば、それに対応できる脱毛機器を用いて施術をしてくれるクリニックもあります。日焼けの予定がある方は、通い先または、通う予定のクリニックに一度確認するとよいでしょう。
ただし、過度に黒く日焼けした肌は、ヤケドのリスクがあるため脱毛の施術が受けられないケースもあります。
乾燥すると肌のバリア機能が低下しているため、刺激に弱くなり痛みが感じやすいです。その理由は、乾燥とバリア機能の深い繋がりにあります。
バリア機能とは紫外線ダメージや刺激から肌を守る役割であり、角質層の表面にある皮脂と角質層内の水分で成り立っています。そのため、皮脂や水分が減少してバランスが崩れると、バリア機能は低下。そして、バリア機能が低下すると、さらに肌の内側にあるうるおい成分が外に出てしまうため乾燥が進み、より肌の内部までダメージを受けてしまう肌へとなってしまいます。
このように、肌の乾燥とバリア機能の低下は密接に関係しているのです。
生理中は肌の油分や水分バランスが崩れやすく敏感になっているため、刺激に弱い時期となっています。さらにいうと、肌の油分や水分のバランスが崩れるとバリア機能が低下するため、肌が敏感になります。
それにより、生理中の肌に高熱のレーザー照射は強い刺激となり、痛みを強く感じるだけでなく肌荒れを起こすリスクも高くなる傾向です。クリニックによっては脱毛施術を断っているところもあります。
例えば、よく「カミソリや脱毛クリームによる自己処理は、生理前後は避けましょう」と注意書きによく書かれているのを見ませんか?それと全く同じです。弱っている肌に強い負担を与えるとさらにバリア機能が破壊されます。結果的に、ニキビやヒリつき、かゆみなどの肌荒れが出るリスクが高くなるため忠告しているのです。
ただし、中には、VIOとヒップ以外は脱毛ができるなどの条件がありますので、生理中の施術について一度確認するとよいでしょう。
医療脱毛の痛みを和らげる方法は、次の通りです。
順番に見ていきましょう。
麻酔クリームはクリニックで処方してもらえますので、カウンセリング時に相談しましょう。
麻酔は無料の場合もあれば有料の場合もあります。施術先を探すときは、麻酔の金額も視野に入れて探すとよいでしょう。
肌のバリア機能を低下させないためにも、しっかりと保湿ケアをしておきましょう。
施術前や施術期間中はなるべく毎日保湿ケアをし、バリア機能を高めておくことで、施術の痛みを和らげられます。
とくに、施術後は肌が大ダメージを受けてバリア機能低下や乾燥肌になりやすいので、丁寧に保湿ケアをしてあげてください。
▼こちらの記事では、保湿の詳しい方法についてご紹介していますので、気になる方はぜひご参照ください。
日焼けはメラニン生成やバリア機能低下、ヤケドのリスクがあるため、日焼けはしないようにしてください。日焼け止めやアームカバー、帽子や日傘など、施術予定の箇所だけでもしっかりと日焼け対策をしましょう。
もし日焼けをした場合やする予定がある場合は、施術前後に2週間以上は空けてください。
一概にはいえませんが、最新の脱毛機器は痛みが軽減されています。とはいえゼロではありませんし、今までご紹介してきたように、部位や肌の状態によっては痛みが強く出る可能性は否定できません。
そのような中、ダイオードレーザーは痛みの軽減に優れています。レーザーの種類のなかでは中間レベルの波長で、産毛から剛毛まで効果があるとされています。つまり、痛みの面でも効果の面でも優れている脱毛機なのです。
▼こちらでは医療脱毛と美容脱毛の違いについて詳しく解説しております。痛みが怖くてなかなか医療脱毛に踏み出せない方もいらっしゃると思います。ぜひこちらを参考にしてみてください。
岡田佳子医院では、最新式の脱毛機を導入しております。
痛みをほとんどなく、連射式脱毛機で1回の施術時間を短縮できています。
また、岡田佳子医院では子ども脱毛・小児脱毛をご希望される場合は、予約時に年齢をお伝えしてもらえれば無痛レーザーの使用も可能です。お気軽にご相談ください。
医療脱毛が痛いと感じる理由、痛みを和らげる方法を中心にご紹介しました。医療脱毛は、レーザーによる熱により痛みを感じやすいですが、最近では痛みが軽減された機器も開発されています。さらに、肌の状態を整えれば、より痛みを感じにくくなるでしょう。
当院では、痛みが少ないレーザー脱毛機を導入しています。
岡田佳子/OkadaKeiko
略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。
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