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岡田佳子医院HOME コラム 硬毛化とは?硬毛化しやすい方や原因と対処法について解説
脱毛施術にはさまざまなリスクがありますが、「硬毛化」もその中の一つです。ほとんど起こらないとされていますが、誰にでも症状が表れる可能性はあります。
本記事では、硬毛化とは何か、原因や対処法、なりやすい方の特徴と部位についてご紹介いたします。
Contents
硬毛化とは、脱毛施術を受けた際に脱毛前よりも毛が硬く太くなる現象をいいます。「多毛化」や「増毛化」といった呼称が使用されることもありますが、実際に毛が増えているわけではありません。毛が太くなったことで増えて見えることから呼ばれるようになりました。
症状が出るのは”約100人に1人”といわれているほど、で確率は低いです。しかし、どの脱毛方法であってもリスクはありますので、念頭に置いておく方がよいでしょう。もし不安な方はカウンセリング時に、硬毛化した場合の対応などについて詳しく説明を聞いてみてください。
硬毛化の原因と対処法について詳しくご紹介いたします。
原因は以下の通りです。
対処法は以下の通りです。
原因と対処法を詳しく解説いたします。
実は、硬毛化の詳しい原因が解明されておらず、未だに不明な点が多いです。ですが、「毛を生成する組織がきちんと破壊できなかった際に、過度に再生が働くことが原因で硬毛化するのではないか」と考えられています。
対処法は以下の通りです。
上記の対処法について一つずつ解説していきます。
【同じ出力で脱毛を継続】
硬毛化した毛はメラミン量が増加しているため、レーザーの反応がよくなります。よって、「これまでと同じ出力でも十分に熱ダメージを与えられるだろう」と考えての対処法です。
医師によって考え方が異なるため、よくよく相談して決めましょう。
【硬毛化箇所のみ高出力レーザーで照射】
硬毛化は熱ダメージが足りず、きちんと破壊されなかったことが原因とされているため、「高出力のレーザーでしっかりと脱毛を促そう」と考えての対処法です。
こちらも医師によって考え方が異なります。高出力のレーザーで大丈夫だと考える医師または、高出力であってもレーザーでは無理だと考える方がいます。話をよく聞き、納得がいく方法を決めましょう。
【硬毛化箇所をニードル脱毛】
硬毛化した箇所が、レーザーを使用しても完全に処理するのは厳しいと判断された場合、毛の生成組織をきちんと破壊できるニードル脱毛を適用する場合もあります。
ニードル脱毛は効果的な対処法とされていますので、前向きに検討してもよいでしょう。
▼ニードル脱毛に関して、詳細をご紹介した記事もございますので、気になる方はぜひご参照ください。
【照射出力を落とす】
照射出力を落とし、次に生えてくる毛が硬毛化しないようにするための対処法です。
今ある毛に対しての対処法ではないので注意してください。
【放置する】
硬毛化した毛はずっと生えているわけではなく、毛周期によって生え変わります。よって、特別な処置はせずに放置するといった対処法もあります。
硬毛化しやすい部位は以下の通りです。
上記の部位が硬毛化しやすいといわれている理由は、硬毛化の原因にもなっている「照射出力不足」が関係しています。
上記の部位は、どれも産毛が多く、メラニン色素が少ないため脱毛機器の反応が悪くなりやすいところです。脱毛機器の反応が悪いと、毛根や髪の生成にかかわる組織へのダメージも弱くなります。したがって、髪の生成にかかわる細胞を破壊しきれないことからリスクが高くなるのです。
硬毛化しやすい方の特徴は以下の通りです。
なぜこれらの特徴を持ち合わせている方は、硬毛化しやすいのでしょうか。早速見ていきましょう。
もともと体毛が薄い方は、毛が細かったり産毛ばかりだったりするため、硬毛化しやすいとされています。また、体毛が薄い方は、脱毛機器でダメージを与えるどころか、反対に「毛根を活性化させてしまうために症状が表れる」といった説もあります。
毛根の位置が深い方は、脱毛機器のレーザーや光の照射が届きにくくなり、硬毛化になりやすいとされています。毛根の深さを知るのは難しいですが、毛根が深い方は剛毛になりやすいです。
毛根の位置が深いと思われる方は医師とよく相談し、レーザーの波長(レーザーの届く距離)が長い機器を検討してもよいでしょう。
毛量が多い方は毛が密集しているため、脱毛機器のエネルギーにムラができ、硬毛化しやすいといわれています。ムラが出にくい方法を医師と相談し、施術方針を決めるとよいでしょう。
「硬毛化を早期発見してなるべく早く対処したい」といった方や「毛質の変化か脱毛の影響なのかわからない」といった方もいるでしょう。
そのようなときに、お客さまご自身で見分けられる方法をご紹介します。
まずは、時期をチェックしてください。脱毛後すぐに生えてきた毛は、毛周期が休止中で脱毛施術の効果を得ていない毛が生えてきています。そのため、もともとの毛質が太く硬い毛が生えてきている線が濃厚でしょう。
硬毛化の可能性が出てくるのは、施術してから1〜3カ月たったころから、またはそれ以降です。施術後から1〜3カ月がたち、怪しいと思ったら写真を撮っておき、かかりつけのクリニックに医師に相談しましょう。
次に、施術回数をチェックしてください。硬毛化がはじまってくるのは、施術回数が2〜3回目といわれており、実際に硬毛化が確認できるのは、5回目以降が多いです。産毛や細池などのメラニン色素が少ない毛を何度も照射する中で硬毛化するケースが多いためです。
最後に、硬毛化と思われる毛がどの部位から生えているかをチェックしてください。もともと毛が硬く太い箇所から生えてくる毛は、毛質の可能性が非常に高い傾向にあります。
しかし、二の腕や顔などの産毛程度で毛が薄かった部位に太く硬い毛が生えてきた場合は、硬毛化している可能性があります。比較して判断できるようにするためにも、なるべく脱毛前の状態を写真に撮っておくと、チェックや判断がしやすくなるでしょう。
硬毛化についてご紹介致しました。
脱毛をするにあったて、肌が弱くて脱毛しても平気なのかと不安に思っている方もいらっしゃると思います。こちらの記事ではアトピー肌でもできる脱毛方法や注意点などをご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
今回は、硬毛化とは何か、原因や対処法、なりやすい方の特徴と部位についてご紹介いたしました。
原因はわかっていませんが、髪の生成にかかわる細胞を破壊しきれずに残った細胞によって引き起こされると考えられています。そのため、熱ダメージが届きにくい毛根が深い方や、メラニン色素に反応しにくい産毛などの毛が細い方はリスクが高くなります。
岡田佳子医院では、硬毛化しやすい脱毛機器を使用していますので、心配な方はカウンセリング時にご相談ください。また、当院では痛みが少なく、肌症状に合わせて適切な脱毛を行います。また、肌トラブルを抱えている患者様でも治療をおこないながら脱毛することができますので、医療脱毛を京都市周辺でお探しの方はぜひお気軽にご相談ください。
岡田佳子/OkadaKeiko
略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。
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