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更年期のお悩みにプラセンタ注射が有効?更年期障害の原因や治療法など解説
2024年10月17日

30代から40代と年齢を重ねるにつれて社会的立場や育児との両立などからストレスを感じやすくなり、体調が乱れることが多くなってはいませんか?それはもしかしたら更年期障害による影響かもしれません。更年期障害は女性だけに起こるものではなく男性にも起こるもの。毎日の過ごし方を工夫する以外にも、プラセンタ注射で症状の緩和を図る治療法がおすすめです。本記事では更年期障害の起きる原因、特徴、症状、プラセンタ注射に期待できる効果、注意点などについて詳しく解説&解説をしていきます。

更年期障害とは?

‟更年期障害“という言葉は良く聞くけれど、具体的にどんなことが原因で起きるのでしょうか。女性特有の症状と思われる更年期障害について女性と男性の面から見て行きます。

女性の更年期障害:エストロゲンの減少が原因

女性は、エストロゲンという女性ホルモンの減少が関係しています。おおよその女性の閉経年齢は50歳前後と言われますが、45〜55歳くらいまで個人差があります。身体面や精神面などに症状が現れやすくなります。

男性の更年期障害:テストステロンの減少が原因

男性は、テストステロンという男性ホルモンが減少することで起きます。男性の場合は、女性のように閉経という分かりやすいサインがないので気づきにくいですが、テストステロンが減少していくことで身体面や精神面などに症状が現れやすくなります。

更年期障害症状の代表例

更年期障害の症状について身体面と精神面の2つの面から症状を挙げます。

身体面:疲労感やホットフラッシュ

疲れやすくなる、ホットフラッシュと呼ばれるほてりやのぼせ、動悸や息切れ、首の上の汗が多い、むくみ、めまい、頭痛、のどが渇く、目が乾く、吐き気、胃もたれ、下痢、便秘、手のしびれ

精神面:不安やイライラ

不安感、イライラ感、パニック、意欲低下、落ち込みやすい、寝つきが悪い

更年期には以上のような症状が見られ、検査をしても原因が分からない、いわゆる“不定愁訴”の場合が多いでしょう。更年期障害の判断は医師による診断と検査やセルフチェックによる方法があります。

更年期障害にプラセンタ注射は有効?

更年期障害の症状緩和に期待できるプラセンタ注射が人気です。プラセンタ注射について説明します。

プラセンタ注射はホルモン剤ではない

プラセンタ注射は、ヒトの胎盤から取り出したアミノ酸、タンパク質、脂質、糖質、ビタミンなどを含むエキスを使用した注射になります。胎盤には赤ちゃんに必要な栄養素を届ける必要があるため、多くの栄養素が含まれています。プランセンタ注射に使われるエキスにはホルモンが除去されているので、ガンを誘発するリスクが無いとされています。

自立神経調整などに効果的

プラセンタには、呼吸や血管を含む多くの臓器の調整をする自立神経調整や、正常な代謝を行うための内分泌代謝の調整に期待ができます。身体本来の働きを促して元気に過ごせるように図るのです。

プラセンタ注射のメリットとおすすめの方

プランセンタ注射を受けるメリットとおすすめの方法について説明します。

美肌やアンチエイジングに役立つ

年齢を重ねるうえで、肌内のセラミドが減ったり、皮膚が薄くなって乾燥しやすくなったりします。プランセンタ注射は、栄養を届けやすくする血行促進作用や、肌が活性酸素によるダメージを防ぐ抗酸化作用、肌の生成を担う助成作用などから加齢による皮膚の老化を緩める効果に期待ができます。

プラセンタ注射がおすすめの方

気になる点&改善を目指したい点が下記に当てはまる方は特におすすめです。

  1. 美肌
  2. 肩こり、腰痛
  3. 疲労
  4. 抗アレルギー
  5. 血流促進
  6. 自律神経バランスの調整

プラセンタ注射は女性のみに限った治療ではなく、薄毛が気になる男性にもおすすめです。血流促進をすることで薄毛改善にも期待できます。また、女性と同様に体内バランスの調整などへの効果も期待できます。年齢問わず治療できる点がメリットです。

プラセンタ注射治療の注意点とリスク

更年期障害や美容などの改善を望める魅力的なプラセンタ注射ですが、注意点もあるので治療を検討する前に知っておきましょう。

輸血や献血などがNG

プラセンタ注射を受けた後、献血・輸血・臓器提供ができなくなります。これは、vCJD(クロイツフェルト・ヤコブ病)の感染リスクを抑制するために日本赤十字社が示している見解です。プラセンタ注射を受けたからと言って感染するというのではなく、解明しきれていない点から予防を目的とした対応となります。

効果の感じ方は個人差がある

プラセンタ注射の効果は個人差があります。皮下注射であれば2~3日、血管内に投与した場合は3日~1週間程度の効果が持続すると言われています。(ちなみに血管への注射および点滴は製薬会社からの指示はなされていません)

効果を感じるための平均的な目安として1週間に1〜2回の間隔で2〜5回程度の接種だと言われます。しかし、現状では1週間に1度、月に2回などになる場合も珍しくはないようです。ポイントは継続した接種が必要だということです。

だるさや蕁麻疹などの症状が出る場合もある

接種後、注射部位の疼痛、発赤、発疹、アナフィラキシーショックなどが起きる場合もあります。アナフィラキシーショックはプラセンタ注射に限った場合だけでなく、点滴や注射治療でどんなものでも起こり得るリスクになります。接種前にカウンセリングでよく確認をすることが大切です。

当院では様々な施術やご相談を承っております。 更年期障害 (プラセンタ注射)ページ https://okada-keiko.com/condition/menopause/

まとめ

今回、更年期障害の起きる原因、特徴、症状、プラセンタ注射に期待できる効果、注意点などについて詳しく解説&解説してきましたがいかがでしたでしょうか。更年期障害は性別問わず起こり得るものです。前向きな生活を送るためにも、症状の軽減に期待できるプラセンタ注射を上手に取り入れてみるのはいかがでしょうか。本記事が、更年期障害を上手に乗り越えるためのヒントになれば幸いです。

当院の更年期障害 (プラセンタ注射)のメニューはこちらから

監修者プロフィール

岡田佳子/OkadaKeiko

院長
日本皮膚科学会認定専門医師
日本医学脱毛学会会員

略歴
1992年 大阪医大皮膚科入局後名古屋分院皮膚科国内留学し美容皮膚科のパイオニア故早川律子先生の指導の下、美容皮膚科を専攻
1995年 『皮膚科 岡田佳子医院』開院
数多くの女性週刊誌「miss家庭画報」「25ans」「VOCE」に取り上げられ、TV番組「ミヤネ屋」「NHKニュース」などに出演。

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