ヒゲ脱毛後の正しい肌ケア方法とは？好印象を保つ正しいケア方法を解説｜京都の皮膚科岡田佳子医院

2024年7月3日

見た目の印象を左右する“ヒゲ”のお手入れは、男性にとって特に力を入れたい部分でしょう。ヒゲが無いキレイな状態や、デザインされたヒゲデザインを長くキープするためにもヒゲ脱毛後のお肌のケアは大切です。ケアが不十分だと荒れや、ヒゲ脱毛の効果が上手に引き出しにくいといった問題も起こり得ます。そこで本記事では、ヒゲ脱毛後の肌ケアの仕方や、万が一トラブルが起きてしまった場合の対策方法、日常的に気を付けるべき点などについて詳しく解説していきます。

ヒゲ脱毛後の肌ケアで得られるメリット

ヒゲ脱毛後のお肌はデリケート。そのため、せっかく整えたヒゲ部分のケアは欠かせません。肌をしっかりとケアをすることで、ヒゲに対する不潔などのマイナスイメージもガラリと変えて好印象に保つことができるでしょう。ヒゲ脱毛後の肌を手入れするメリットについて説明します。

メリット1：ヒゲ脱毛の効果アップが見込める

メリット1つ目は、ヒゲ脱毛後に肌のケアをすることで、脱毛効果を高める効果に期待ができるということです。化粧水や乳液などを使って脱毛部分を潤すことにより、脱毛エリアの肌を柔らかくして毛を抜けやすくします。肌が硬化してしまうと、毛が抜けにくくなってしまいます。

メリット2：埋もれ毛などの肌トラブルを防ぐ

メリットの2つ目としては、肌の手入れをすることで脱毛後の肌の乾燥を防いで皮膚のターンオーバーの乱れが予防できる点にあります。ターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能を高めようとして角質が厚くなり、毛穴をふさいで埋もれ毛となるリスクが発生しやすくなります。

メリット3：毛周期を乱さずスムーズな脱毛が望める

メリットの3つ目としては、毛の生え変わりのサイクルである毛周期を整えやすいという点です。脱毛をしていくうちにサイクル自体は遅くなってきますが、保湿をしていることで毛周期が安定し、ヒゲ脱毛の施術をスムーズに進めることができるでしょう。

ヒゲ脱毛後の肌トラブルリスクと対策方法について

便利なヒゲ脱毛ですが、レーザー施術の刺激やケア不足で、ヒゲ脱毛後に顔が腫れるなどの肌トラブルが起きる可能性もあります。万が一、トラブルが起きてしまった場合の対策方法について説明していきます。

ただし、既に肌荒れがひどい状態である場合や、セルフスキンケアで肌の状態が戻らない場合は、施術を受けたクリニックなどで早めの受診をしましょう。

赤みや腫れなどが出たらまずは冷やす

レーザー施術は熱でメラニンを破壊する行為です。ヒゲ脱毛後は、肌内部で熱によるダメージを受けた状態となるため、敏感肌の方は赤くなることがあります。

赤みや腫れが出た時は、まずは熱を冷ますためにタオルに包んだ保冷剤などを当てて冷やします。冷たすぎると刺激になるので気を付けましょう。

乾燥を防ぐために保湿剤を塗る

肌トラブルが出ている部分が落ち着いたら、次の工程として欠かせないのが“保湿”です。保湿は肌トラブルが起きていなくても必須ケアになります。

保湿剤は肌質に合わせた化粧水や乳液ですが、スキンケア習慣の無い男性には美容液をたっぷり含んだ化粧水がおすすめです。肌に合わせたタイプが出ているので、自分の肌に合ったタイプの化粧水や美容液を選びましょう。 乳液やクリームはニキビのもととなる事もあるので化粧水、美容液で十分です。

ニキビや毛嚢炎予防のために清潔を保つ

ニキビや毛嚢炎は、皮膚に細菌が入り込み炎症を起こすことで起きます。そのため、清潔を保つために肌のバリア機能を残しながら菌を洗い流しましょう。

基本的には入浴時などに洗顔をして、清潔なタオルで水分をふき取ることです。使い捨てのキッチンペーパーで代用してもOKです。そっと肌に当てましょう。

日常生活ですべき注意点について

上記にてヒゲ脱毛後に考えられるリスクについて説明しましたが、日常的に気を付けたい点もいくつかあります。順に説明していきます。

ヒゲ脱毛後は運動を控える

ヒゲ脱毛後は、軽いヤケドをしている状態と同じです。肌の内部で受けたダメージにより肌のバリア機能が一時的に低下しているので、運動をしてしまうとさらに肌内部に熱がこもり、痛みやかゆみを感じたりするなどの炎症のリスクが高まります。

ヒゲ脱毛後は最低でも24時間は運動を控えましょう。また、どうしても外に出なければならない場合は、日焼け止め外用や帽子を被るなどの紫外線対策をしましょう。紫外線も刺激になり又次回のレーザー時に痛くもなります。

アルコールも控える

アルコールも体温上昇の原因になります。アルコール飲酒で体温が上がると、肌の乾燥が加速してしまいます。また、アルコールは強い利尿作用があるので、必要以上に体内の水分を奪ってしまう可能性があるため、ヒゲ脱毛後のアルコールは控えましょう。

入浴は湯船を避けてシャワーを

ヒゲ脱毛後の肌のバリア機能は落ちています。そのため、湯船に浸かると細菌が毛穴から入り込んでしまう可能性があります。一番風呂であってもキレイに浴槽が洗えていなかったりする場合も考えられるため、シャワーに留めましょう。体温の上昇も防げます。

また、シャワーの温度も少しぬるいと感じる温度にしておくと心配ないでしょう。ヒゲ脱毛をした箇所はゴシゴシと洗わず、よく泡立てた洗顔料などで軽く汚れを取り除く程度にしておきます。

まとめ

今回、ヒゲ脱毛後の肌ケアの仕方や、トラブルが起きてしまった場合の対策方法、日常的に気を付けるべき点などについて詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。ヒゲ部位は見た目の印象を左右する部分だけに、日頃のケアも大切です。ヒゲ脱毛後の正しいスキンケアでキレイな状態をキープしてぜひ好印象となるようにしましょう。本記事が、ヒゲ脱毛を考えている方の参考になれば幸いです。

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